2022.02.26 16:48
前宜野湾市長が沖縄知事選に意欲 参院選出馬は固辞
自民党沖縄県連は26日の役員会で、夏の参院選沖縄選挙区の候補者選定を巡り、党内で擁立論が浮上していた前宜野湾市長佐喜真淳氏(57)に関し、本人の意向を踏まえ対象から外すことを決めた。佐喜真氏が県連幹部に「参院選は考えていない」と固辞した。一方、9月の任期満了に伴う県知事選には意欲を示した。
中川京貴県連会長が役員会後、記者団に明らかにした。佐喜真氏は知事選について「県民や地域が『佐喜真でいい』という環境が整うのであれば、チャレンジはしたい」と話したという。
党内には知事選よりも前に実施される参院選を優先すべきだとして、佐喜真氏を推す声が出ていた。