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2022.02.25 08:31

足摺海洋館に珍しいアミダコ仲間入り 高知県土佐清水市

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 土佐清水市三崎の県立足摺海洋館「SATOUMI」に23日、珍しいアミダコ(雌)が仲間入りした=写真。世界各地の暖かな海に分布するが、外洋に生息するため捕獲は珍しく、水族館での飼育例もあまりないという。

 同館によると、アミダコは海の表層から中層を泳ぐ。雄は、ホヤの仲間でクラゲに似たゼラチン質の生物「サルパ」の体内に入り込み生活する。雌は雄より大きく、今回の個体は全長約50センチ、頭のように見える胴体は21センチあった。

 足摺岬沖で同日、定置網に入っているのが見つかり、漁業者から同館に「頭の大きいタコが取れた」と連絡があった。新野大館長(65)は「今は水槽の底でじっとしているが、水面近くで泳ぐ珍しい姿が見えると思う。頑張って長生きさせたい」と話している。(清水・山崎彩加)

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