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2022.02.11 16:42

評価割れた平野歩夢の2回目 小差で2位、採点は主観

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 男子ハーフパイプ決勝2回目を終えた平野歩夢=張家口(共同)

 平野歩夢は2回目に、斜め軸の縦3回転、横4回転技「トリプルコーク1440」など優勝を決めた3回目と同じルーティンをミスなく決めた。ただ91・75点と伸びず、最高難度の技が斜め軸の縦2回転、横4回転だったジェームズ(オーストラリア)に0・75点差の2位。平野歩は、6人の審判員の評価が真っ二つに割れていた。


 革新的なトリプルコークなど、平野歩が成功させた技五つの合計回転数は縦が11、横が19。ジェームズは縦4、横17・5で、スピン勝負は圧倒した。ただ、横回転の入り方として最も難しい「スイッチバックサイド(逆スタンスで進行方向とは逆に踏み切る)」の技を組み込んだのはジェームズだけだった。


 ハーフパイプに「回転数」という採点基準はない。完成度、難度、高さ、多彩さ、革新性の5基準はいずれも主観的だ。採用された各審判員の採点で最高は平野歩が95点、ジェームズは93点だった一方、最低は平野が90点、ジェームズが92点。割り出された平均点では、平野歩がわずかに下回った。(共同)

(c)KYODONEWS

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