2022.02.10 12:16
盛り土対策を強化、3月法案提出 国交相、予算委で表明
衆院予算委で答弁する斉藤国交相=10日午前
斉藤鉄夫国土交通相は10日の衆院予算委員会で、静岡県熱海市の土石流被害を拡大させたとされる盛り土の安全対策を強化する法改正案を、3月上旬に国会提出すると表明した。施行日は検討中とした上で「二度と熱海市と同様の悲劇を繰り返さないため、できる限り早期が望ましい」と強調した。
立憲民主党の渡辺周氏は、国交省が全国の盛り土の状況を把握すべきだと指摘。斉藤氏は「実態把握とさらなる有効利用を進める」と答弁した。
立民の岡本章子氏は、コロナ禍で困窮する女性への経済的な支援拡充を求めた。野田聖子男女共同参画担当相は、非正規雇用労働者の待遇改善などに取り組むとした。