2022.02.04 11:31
ジャンプのクラマーら夢破れる 新型コロナで五輪出られず
新型コロナウイルスの検査で陽性となり、北京冬季五輪出場を逃したマリタ・クラマー=1月29日、ビリンゲン(ゲッティ=共同)
新型コロナウイルスにより、有力選手が北京冬季五輪出場を逃すケースが目立つ。ノルディックスキー・ジャンプ女子で金メダル候補筆頭だった20歳のマリタ・クラマー(オーストリア)は検査で2度陽性となり、大舞台の夢が破れた。
今季ワールドカップ(W杯)6勝で個人総合首位に立ち、高梨沙羅(クラレ)の強力なライバルとみられていた。「言葉もない。感情もない。私の夢は消えてしまった」とインスタグラムに無念さをつづった。
ジャンプ男子で前回平昌五輪個人ノーマルヒル金メダルのアンドレアス・ウェリンガー(ドイツ)も代表入りを逃した。選考対象だった最後のW杯に出場できなかった。