統計書き換え、来週にも第三者委　法違反の有無、動機解明が焦点

2021.12.16 19:47

統計書き換え、来週にも第三者委　法違反の有無、動機解明が焦点

高知新聞社

　国土交通省による建設受注統計の書き換えは、国交省が設ける第三者委員会と、政府統計の司令塔である総務省統計委員会で調査、検証されることになった。第三者委は来週にも設置し、専門家や検察ＯＢ、弁護士らが参加。斉藤鉄夫国交相は１６日の参院予算委員会で１カ月以内に結果をまとめるとした。統計法違反の有無や、書き換えの動機と長年続いた理由の解明、有効な再発防止策を打ち出せるかどうかが焦点となる。

　書き換えは国交省が都道府県に指示。調査票の提出期限に遅れた業者の受注実績を翌月以降分として合算させていた。始まった時期は不明だ。今年３月まで国交省職員自ら書き直していた。

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