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2021.11.22 08:32

日常意識し素材加工 県内8作家が合同展 高知市の星ケ岡アートヴィレッヂ

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さまざま素材を使った作品が並ぶ合同展(高知市の星ケ岡アートヴィレッヂ)

さまざま素材を使った作品が並ぶ合同展(高知市の星ケ岡アートヴィレッヂ)

 県内で活動する8人の作家の作品を展示販売する合同展「素材との対話Vol.5」が高知市横内の星ケ岡アートヴィレッヂで開かれている。28日まで。

 分野を超えて集まり、2017年から始めた展示会。今回は、植木栄造、岡崎壮(以上ガラス)、織田孝一(竹)、川田英二(版画)、玉木かつこ(金属)、西田宣生、久川創(以上陶芸)、野町佳代(染織)が出品している。

 各作家のコーナーには、ガラスや土、竹、金属などの素材を加工した籠細工やアクセサリー、食器類など、日常を意識した新作近作が並ぶ。

 野町は、和紙の原料にもなる楮(こうぞ)から土佐市の業者が作った糸を使用。布を織り、草木染されたタペストリーや照明は、独特のぬくもりを持っている。

 植木は、宙吹きガラスの技法で制作した器類を中心に展示。陶器などが並ぶ食卓に置いても違和感がなく、生活に溶け込む優しい色合いの器に仕上げている。(楠瀬慶太)

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