2021.09.22 08:35
雲間に待望の「中秋の名月」 高知市浦戸
雲間から顔を出して輝く満月(21日午後7時55分ごろ、高知市浦戸から多重露光で撮影)
満月になるのは、地球から見て月と太陽がちょうど反対に位置した時。今年は8年ぶりに、旧暦8月15日の中秋と満月がぴたり重なった。
待望の光が差すと、浜辺は影ができるほど明るくなった。友人と月見バーガーを片手に待っていた高知市の保育士、梅原あずささん(23)は「めっちゃきれい。来てよかった」と白い光に見とれた。
月は満ち欠けの周期が一定でなく、中秋と満月は必ずしも一致しない。国立天文台によると、来年と再来年の中秋は重なり、2024~29年は1、2日ずれるという。(森本敦士)