2021.08.12 08:40
高知で頑張る個性派古書店 音楽響くバー空間、無人の良心市式...須崎市、梼原町
須崎市と高岡郡梼原町で、個性的な古本屋が存在感を発揮している。電子書籍やインターネット通販の広がりで昔ながらの「街の本屋」が姿を消していく中、文化の灯を守ろうと、新たな挑戦を続けている。
居酒屋を改装した「書肆 織平庵」。店主の斧山浩士さんは「ステージでいつかライブを」と夢を語る(須崎市鍛冶町)
市内の印刷会社に長年勤め、編集者として本に関わってきた。40代後半から始めたバンド活動ではブルースギターを弾く。店舗は、居酒屋だった空間を自力で改装し、座敷はステージとして残した。書棚には現代詩や音楽、映画関係の書籍や雑誌が多く並ぶ。…