2021.07.08 08:36
ハスようやく見頃 高知県土佐市の蓮池公園
高知県土佐市蓮池の蓮池公園で、生育が遅れていたハスが、ようやく見頃を迎えた。鮮やかなピンクの花が池一面に広がり、住民は「きれいに咲いてくれて、ほっとした」と喜んでいる。
ハスは住民が1999年に植え始め、淡い色の花を咲かせる「古代ハス」と、濃い色合いで小ぶりな「茶わんハス」の2種類が38アールの池を覆い尽くす。例年は6月下旬に見頃を迎え、市内外から大勢の見物客が訪れる。
しかし今年は、外来種の浮草が2月下旬から池全体に広がった影響もあってか、ハスの生育が遅れていた。それでも6月末ごろから花が咲き始め、数はやや少ないものの、ようやく満開となった。
訪れた人たちは「立派に咲いちゅねえ」と目を細めながら写真に収めていた。
市は今季の成り行きを見守った上で、来季に向けた対策を検討する考え。(山崎友裕)