アーカイブ
土佐ジロー20歳
昭和50年代後半に高知県畜産試験場の一人の研究者が開発した特産鶏・土佐ジローが、病気や販売難を乗り越え、肉、卵ともに全国最高レベルの食材として評価を受けるまでの波瀾(はらん)万丈の実話。
49記事
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土佐ジロー20歳
昭和50年代後半に高知県畜産試験場の一人の研究者が開発した特産鶏・土佐ジローが、病気や販売難を乗り越え、肉、卵ともに全国最高レベルの食材として評価を受けるまでの波瀾(はらん)万丈の実話。
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Vol.11
土佐ジロー20歳 (11) 第2部 (4) 花嫁は「ロード」
土佐ジローの父親「土佐地鶏」(右)と母親「ロードアイランドレッド」(佐川町の県畜産試験場)「粗食に耐える」決め手 さあ、土佐地鶏(国の天然記念物)の花嫁をどの鶏にするか。高知県畜産試験場(高岡郡佐川町...
Vol.12
土佐ジロー20歳 (12) 第2部 (5) 「本当に産んだ!」
庭先養鶏普及のため、佐川町の県畜産試験場では生活改良普及員を対象に鶏の解体講習も行った(昭和57年10月)畜産課長がゴーサイン 「そろそろ、あの鶏を事業化しませんか」 高知県畜産課の課長補佐だった上田...
Vol.13
土佐ジロー20歳 (13) 第2部 (6) 鶏を土に帰したい
土佐ジローに日を当てた上田さん。牛が本職だった(高岡郡佐川町の県畜産試験場)赤牛の立役者 動く 苦節十四年。土佐ジロープロジェクトが高知県畜産課内で動き始めた。 しかし、そもそもなぜ、誰も相手にしてい...
Vol.14
土佐ジロー20歳 (14) 第2部 (7=終) ジローじゃ分からん!
14年間の苦労の結晶、土佐ジローのひな(雌)生みの親 名前に“抵抗” 昭和六十年夏、高知県畜産課の課長補佐、上田孝道さん(68)=現スローフード高知会長=は、土佐ジローの事業化へ向けた予算書を作り始め...
Vol.15
土佐ジロー20歳 (15) 第3部 不死鳥伝説(1)
土佐町の桑畑の中で死が襲う、非難の嵐 育ての親も先行き覚悟 「えらいジローが死ぬなあ」 高知県吾川郡伊野町(現いの町)にあった県病性鑑定所にいた長崎浩さん(52)=県情報企画課課長補佐=が、土佐ジロー...
Vol.16
土佐ジロー20歳 (16) 第3部 (2) 裏切った?経済連
育成センターで育てられる土佐ジローのひな。生後1カ月間は加温機で温めてやらないと、体質が弱まり、寒さで身を寄せ合って圧死する場合も(土佐町)いきなりつまずく ばたばたと死ぬ土佐ジロー。高知県畜産課の平...
Vol.17
土佐ジロー20歳 (17) 第3部(3) ドタバタの船出
育成センターで1カ月間過ごし、いよいよ飼育農家へ配布される土佐ジロー(土佐町)嶺北地区が救世主に 昭和六十二年四月、高知県経済連(現全農県本部)に種鶏センター計画を断られ、出はなをくじかれた土佐ジロー...
Vol.18
土佐ジロー20歳 (18) 第3部(4) 「売らんと腐る」
土佐町のジロー生産組合が高知市瀬戸に開設した直販日曜市は大盛況となった(平成元年3月26日)ルート開拓に皆、奔走 土佐ジローの卵がデビューしたのは昭和六十三年秋。最初は一個四十円の控えめ価格だった。さ...
Vol.19
土佐ジロー20歳 (19) 第3部(5) 嶺北は怒った
平成5年10月、県協会が発足したが…(高知市上町1丁目にあった県村の家会館)協会加盟をボイコット 表向き、土佐ジローの事業は順調だった。 平成五年秋には高知県協会が誕生。六年春からは氷菓製造会社がジロ...
Vol.20
土佐ジロー20歳 (20) 第3部(6) 救いの神 現る
ジローのひなの育成を昭和63年からずっと手掛けている窪内さん親子。後方が育成センター(土佐町東石原)ワクチンすごい効き目 次々と土佐ジローを見舞い始めたトラブルの嵐。中でも最大の難問は原虫コクシジウム...
24時間
1週間
1ヶ月
「人間やめたぐらいじゃ追いつかん」覚醒剤で逮捕8回 高知市の男性、誘惑に「体がうずうず」―法廷の声 事件の足跡をたどる
高知市の食肉販売・福乃屋 破産開始決定
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