2024.05.17 05:00
映画「碁盤斬り」は緊張、人情、映像美が見事な時代劇 草なぎ剛さんの新たな代表作に【山崎あみ『うるおう』リコメンド＃７０】※音声連動記事
（Ｃ）２０２４「碁盤斬り」製作委員会
ラジオＤＪ、モデルなどマルチに活躍する山崎あみさんが、きょうが潤うコンテンツをお薦め。ＹｏｕＴｕｂｅなどで山崎さんと記者による詳しいお薦めトークを聴けます。「うるりこ」で検索を。
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草なぎ剛さん主演の映画「碁盤斬り」（白石和彌監督・５月１７日全国公開）は、緊張感と、人情あふれる粋な人々、陰影が生む趣を重んじた映像美が相まって、素晴らしい時代劇です。囲碁がお好きという脚本家・加藤正人さんが落語をアレンジして、シナリオを練り上げたそうです。
草なぎさん演じる柳田格之進は、濡れ衣を着せられ、妻も失い、彦根藩を追われた浪人です。娘・お絹（清原果耶さん）と、長屋で貧しい暮らしを送っています。
格之進はとても生真面目で、昔からたしなんでいる囲碁の打ち方にも、人柄が表れています。
その囲碁がきっかけで、質屋の旦那・源兵衛（國村隼さん）と知り合い、２人は何度も対局を楽しむようになります。
そんなある日、旧知の藩士から、自身の冤罪事件の真相を知らされた格之進は、復讐を決意します。ところが、格之進はさらに全く別の、大金が絡んだあらぬ疑いまでかけられ、窮地に立たされてしまいます。お絹は、父が仇討ちへと動き出せるように、自分が犠牲になることを決断します…。
草なぎさんは、前半に碁を打つ時の穏やかな居ずまいから、過去の真相を知って殺気立つ姿への変貌ぶりがすさまじく、ご本人が「僕の代表作になった」と話されています。
中川大志さん、斎藤工さん、小泉今日子さん、國村隼さんらの演技も必見です。皆さんそれぞれの見どころや撮影を振り返っての言葉など、詳しくは、エンタメ記者さんたちとＹｏｕＴｕｂｅ＆ポッドキャスト番組「『うるおう』リコメンド」第７０回で話していますので、ぜひ聴いてください。（ラジオＤＪ・モデル）
※草なぎさんの「なぎ」の正式表記は「弓」ヘンに「前」の旧字体その下に「刀」
【やまざき・あみ】１ｓｔ写真集「Ｃａｎｔａｂｉｌｅ（カンタービレ）」（ワニブックス）６月２６日発売。発売記念イベントが６月２９日午後１時、東京・ＨＭＶ＆ＢＯＯＫＳ ＳＨＩＢＵＹＡで開催。Ｎｅｔｆｌｉｘ映画「シティーハンター」（世界配信中）出演。
１９９７年生まれ、東京都出身。音楽大卒。ｉｎｔｅｒｆｍ（東京）の音楽バラエティー番組「ＭＵＳＩＣｌｏｃｋ」（略称みゅじろく。月―木曜午前７時～８時５０分）メインＤＪ。フジテレビ「ラフ’ｓ ラボ」レギュラー。２０１５年から７年間、日本テレビ系「ズームイン！！サタデー」でお天気キャスターなどを務めた。上記「ＭＵＳＩＣｌｏｃｋ」のスピンオフ番組「みゅ～じっくろっく」（約３０分間）が各地のＦＭで放送。※変更の場合もあります。各局の番組表をご確認ください。▼エフエム岩手＝土曜午後７時半▼ＲＡＤＩＯ ＢＥＲＲＹ（栃木）＝日曜午後７時▼ｉｎｔｅｒｆｍ＝日曜午前２時▼Ｈｉ―Ｓｉｘ（高知）＝木曜午後９時半▼ＦＭ佐賀＝土曜午前１１時▼エフエム長崎＝土曜午後９時
※「うるりこ」は、ＹｏｕＴｕｂｅの他、Ｓｐｏｔｉｆｙ、Ａｐｐｌｅ、Ａｍａｚｏｎの各ポッドキャストで聴けます。山崎あみさん出演の金曜日以外も、記者によるインタビューやエンタメトークをお届けしています。
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