高知の街を彩ろう！にゅーすけ電車出発　高知新聞、とさでんとも１２０周年

2024.05.02 08:38

高知の街を彩ろう！にゅーすけ電車出発　高知新聞、とさでんとも１２０周年

高知新聞社

高知新聞創刊１２０周年を記念した「にゅーすけ電車」（写真はいずれも高知市桟橋通４丁目＝飯野浩和撮影）

　にゅーすけ電車、出発進行―。今年創刊１２０周年を迎える高知新聞社は１日、同社のキャラクター「にゅーすけ」などを車体に描いた路面電車の運行を始めた。

園児を乗せて出発進行！

　高知新聞は１９０４年９月１日創刊。同年５月２日に運行を始めたとさでん交通（旧土佐電気鉄道）とは「同い年」の縁があり、新聞をＰＲするとともに高知の街を彩ろうとラッピング電車を企画した。

　高知市桟橋通４丁目のとさでん交通本社で出発式が行われ、両社の関係者や近くの潮幼稚学園の園児ら約５０人が参加した。

　高知新聞社の中平雅彦社長は「とさでんは長い間、多くの県民を乗せ、新聞は高知のニュースを載せてきた。県民とともにある電車、新聞として、手を携えて走っていきたい」とあいさつ。とさでんの樋口毅彦社長も「ともに高知を盛り上げていくことをうれしく思う」と話した。

　テープカットの後、園児らが「にゅーすけ電車」に乗り込み、ＪＲ高知駅との間の体験乗車を楽しんだ。ラッピング電車は来年４月３０日まで１年間運行される。（大山泰志）

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