2024.04.30 08:38
田野中生徒らが一番茶93キロ収穫、学校の茶畑 高知県田野町
傾斜地の往復に苦労しながら茶摘みを楽しむ生徒たち(田野町の桃山茶園)
同校の茶畑は戦後間もなく、高台の土地を開墾して造られた。生徒は茶葉を売って修学旅行代などの足しにしてきたという。
午前8時前から作業を始め、一つの芯の先から3枚目までの葉を摘む「一芯三葉」を上級生が下級生に伝授。「腰が痛い」「全然かごにたまらん」と苦戦しながらも、午後3時近くまで収穫を続けた。
茶葉は高知市などで販売予定で、生徒は「自分たちが関わったお茶がどんな味になるのか楽しみ」と話していた。(深田恵衣)