2024.03.20 08:43
高知銀行内で「良心市」 販売スペースを無償提供 高知市横浜ニュータウン支店
販売スペースは約3・3平方メートル。行員が塗装した棚やテーブルを置き、13日に開設した。現在、7事業者が支店の営業時間内に商品を販売。利用者は商品と引き換えに、各出品者が置いた缶に料金を入れる。
同支店は住宅街にあって個人客が多いため、混雑時は待ち時間が30分ほどになることも。事業者の販売支援や廃棄ロス削減に加え、来店者には待ち時間を有効に使ってもらおうと、2年ほど前から良心市のアイデアを温め、事業者らに声を掛けていた。
野菜や手作り菓子を出品する同市瀬戸西町2丁目の総菜製造業、楠瀬美智子さん(65)は「初日に置いた十数点は全部売れた。お客さんが喜んでくれればうれしい」と話していた。(大山泰志)