2023.08.01 08:33
アニメ人材発掘へ賞創設 賞金総額3000万円、10月から募集 高知聖地プロジェクト
高知アニメクリエイターアワードの概要を説明する高知信用金庫の山崎久留美理事長=右端=ら(高知市春野町弘岡下の同金庫第1センター)
同プロジェクトは高知信用金庫が中心となり、昨年1月に発足。クリエイターの育成や制作環境の整備、イベント開催などに取り組んでいる。
アワードでは、90秒~15分程度のショートアニメ作品を募集。個人でもチームでも出品でき、10月1日から来年1月10日まで受け付ける。詳しい応募方法は後日発表する。
応募作から30作品を選んで2月に公式サイトで公開し、一般投票を実施。その結果も踏まえて有識者らが審査に当たり、グランプリ、準グランプリなどを選出する。4月に開催する高知アニメクリエイター祭で発表、授賞式を行う。
賞の数や賞金額は未定だが、合計で最大3千万円を用意。グランプリ受賞者には、賞金で制作したアニメを「―アワード2025」の関連イベントで発表する権利を与える。
31日、高知市内で記者発表した高知信金の山崎久留美理事長は「突出した才能を発見し、新たなチャレンジを後押しするとともに、アニメを通した交流人口を拡大させたい」と意気込んだ。(安岡仁司)