2022.12.11 08:43
悪質!忠霊塔の塀倒される 高知市の陸軍墓地「罪の意識ないのか」管理者落胆
忠霊塔を囲むブロック塀が約20メートルにわたって倒されていた(高知市朝倉丁)
高知市朝倉丁の高知朝倉陸軍墓地の忠霊塔を囲むブロック塀が約20メートルにわたって倒されているのが見つかった。悪質ないたずらとみられるが、戦没者遺族の高齢化などで管理費はほぼ底を突いており、修繕費のめどは立っていない。高知南署に相談した管理者は「倒した人は罪の意識がないのか」と落胆している。
近くに住む管理者の石本健一さん(94)によると、忠霊塔は昭和10年ごろの建立で、太平洋戦争などの戦没者をしのんでいる。太平洋戦争開戦から81年の節目となった8日、近隣住民がブロック塀が倒れているのを見つけた。
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