2021.06.27 08:40
志和のサンゴ守れ!ダイバーらオニヒトデ駆除 高知・四万十町
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海中でオニヒトデを駆除するダイバー(四万十町志和=黒潮生物研究所提供)
県内のダイビングスポットは柏島(幡多郡大月町)や沖の島(宿毛市)などが有名だが、志和も穴場として多くの人が訪れる。潜水域の水深5~20メートル辺りは岩礁やソフトコーラル(軟質サンゴ)などが広がり、多様な魚や海洋生物とともに楽しめる。ただ近年、オニヒトデによる食害や高水温などで、硬質の造礁サンゴなどが少なくなっている。
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駆除されたオニヒトデ
潜水した同研究所の喜多村鷹也研究員(30)は「食害を受けたサンゴは再生できていない状態」。長浦さんは今後も駆除を続けるといい「ボランティアや行政にも支援してもらいたい」と話していた。(小林司)