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2021.10.19 08:33

龍河洞の地元・片地小児童がガイド役 広島の6年生に魅力伝える 高知県香美市

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片地小児童のガイドで洞内を巡る瀬戸田小の児童ら(香美市土佐山田町逆川の龍河洞)

片地小児童のガイドで洞内を巡る瀬戸田小の児童ら(香美市土佐山田町逆川の龍河洞)

 香美市の片地小学校(土佐山田町宮ノ口)の3、4年生10人がこのほど、地元の龍河洞でガイドを務め、修学旅行で訪れた瀬戸田小(広島県尾道市)の6年生50人に魅力を伝えた。

 片地小は古里教育の一環で2014年からガイドを実施。瀬戸田小とは校長同士の親交があり、今回初めて県外児童を案内することになった。

 12日は5班に分かれて入洞。片地小の児童が「雨水が1億7500万年かけてつくった石灰岩の鍾乳洞」「洞内は一年中14度くらい」などと元気よく解説した。最初は「暗い、怖い!」とおっかなびっくりだった瀬戸田小の児童らも、鍾乳石に包まれた弥生土器などを巡ると「すげ~」「初めて見た」と興味津々。コウモリの鳴き声も聞き「弥生時代もいたのかな」と思いをはせていた。

 同校の山崎千佐校長(57)は「下級生とは思えないほど、よく地域のことを勉強していた」とガイド役に感心。片地小4年の三木実莉さん(10)は「たくさん覚えることがあったけど、県外のみんなにも『分かりやすかった』と喜んでもらえた」と充実した表情を見せていた。(横田宰成)

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