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2021.10.08 08:39

高知県展きょう10/8開幕、美の空間彩る1193点 高知市

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県展開幕に向け展示作業が進められた書道部門の展示室(高知市の「かるぽーと」=反田浩昭撮影)

県展開幕に向け展示作業が進められた書道部門の展示室(高知市の「かるぽーと」=反田浩昭撮影)

 秋の芸術の祭典「第75回県展」が8日、高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」と同市高須の県立美術館で開幕する。両会場には、県内作家がさまざまな思いを込めて制作した1193点が並び、心を潤す美の空間が広がっている。

 両会場では、審査が終了した6日から、会場委員の県内作家と県展事務局スタッフによる作品の飾り付けが続けられた。7日は、作品タイトルの貼り付けや位置の調整など展示の最終調整が行われた。

 「かるぽーと」の書道部門の展示室には、迫力あふれる少字数や繊細な仮名の作品など281点が掛けられた。スタッフが車輪の付いた高さ約5メートルの足場を動かし、「もうちょっと左」「少し傾いている」などと声を掛け合いながら、展示作業を進めた。

 県展は高知新聞社とRKC高知放送の主催。「かるぽーと」で彫刻、工芸、書道、写真、グラフィックデザイン、県立美術館で洋画、日本画、先端美術が展示される。会期は24日まで(午前9時~午後5時、会期中無休)。(楠瀬慶太)

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