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2021.09.11 08:38

絶滅危惧種・ヒメノボタン愛らしく秋告げる 高知県三原村で見頃

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約4万株が咲きそろったヒメノボタン(三原村の星ケ丘公園)

約4万株が咲きそろったヒメノボタン(三原村の星ケ丘公園)

 環境省と高知県の絶滅危惧種に指定されているヒメノボタンが、幡多郡三原村宮ノ川の星ケ丘公園で見頃を迎えている。薄紫の愛らしい花が秋の訪れを告げている。

 ノボタン科の多年草で、公園を管理する四万十かいどう推進協議会三原支部が村内の自生地で種を採取し、増やしてきた。公園の一角(300平方メートル)で約4万株が咲きそろっている。
  
 直径3センチほどの花は薄紫色が一般的だが、公園内では白も交じる。同支部の矢野啓介支部長(82)によると、まれに色が変異することがあるといい「白いヒメノボタンはこの公園ならでは。ぜひ見てほしい」と話している。例年より咲き始めが早く、見頃は今月下旬までだという。(新妻亮太)

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