2021.09.08 08:35
足元照らす黄色い〝光〟チャボホトトギス咲く 高知県香美市の山中
登山道の足元を照らすように咲くチャボホトトギス(香美市の山中)
本州南部や四国、九州地方の深山に生えるユリ科ホトトギス属の多年草。花は上向きに付き、直径3センチほど。花柄はごく短いため、花が地面に落ちているようにも見える。
地元住民らが「森の黄色い宝石」と例える愛らしい花。よくよく見ると、葉の先端部がない株もちらほらある。野ウサギに食べられたり、ミミズを探すイノシシに掘り返されたりして、数を減らしつつあるという。(横田宰成)