2024年 03月28日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知龍馬マラソン2024写真販売
高知新聞PLUSの活用法

2021.09.01 08:35

黒潮生物研究所が設立20年、サンゴで探る「海の今」 高知県大月町

SHARE

高知県の沿岸で多く見られるテーブルサンゴの群生。キンギョハナダイの群れが泳ぐ(宿毛市の沖の島沖=海中写真はいずれも黒潮生物研究所提供)

高知県の沿岸で多く見られるテーブルサンゴの群生。キンギョハナダイの群れが泳ぐ(宿毛市の沖の島沖=海中写真はいずれも黒潮生物研究所提供)

 黒潮流域の生き物を調査・研究している公益財団法人、黒潮生物研究所(高知県幡多郡大月町西泊)が設立20周年を迎える。主軸としてきたサンゴ調査では、本県沖で約140種の分布を確認。全国有数の生息地であることや、分布に地球温暖化の影響がみられることなどを突き止めてきた。20年間サンゴを見つめて積み重ねた研究と、海の現状を探る活動の一端を紹介する。

高知県沖は全国有数の140種 天敵駆除など保全にも尽力
 黒潮生物研究所は2001年9月に完成、10月に開所。当時、大阪市の化学製品メーカー社長だった深田純子さんが私財で設立した財団法人、黒潮生物研究財団(現・公益財団法人黒潮生物研究所)によって運営されている。…

この記事の続きをご覧になるには登録もしくはログインが必要です。

高知のニュース 大月町 科学・技術・研究 環境・エコ

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月