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2021.07.13 08:37

新「せいらんの里」7/21開業、ランチビュッフェ復活 高知・津野町

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落成した宿泊施設「せいらんの里」(津野町船戸)


 高知県高岡郡津野町船戸の宿泊施設、四万十源流センター「せいらんの里」の移転新築工事が終わり、21日に「遊山四万十 せいらんの里」として営業を開始する。7日に四国カルストで新装オープンした「星ふるヴィレッジ TENGU」と合わせ、町の交流人口拡大につながると期待されている。

 せいらんの里は、1974年に県が開設した旧森林センターの建物を活用し、2005年から地元住民が運営。ランチビュッフェが人気を博していたが、施設が老朽化したため町が建て替えを計画し、19年9月に休業した。

 移転先は、約3キロ南の「満天の星」本社・加工場に隣接する町有地。木造平屋の新施設は延べ床面積約345平方メートルで、ロビーや6室の宿泊部屋(定員計15人)、レストランを整備した。総事業費は1億9172万円。

四万十川沿いの景色が楽しめるレストラン


 レストランには四万十川を望むテラス席も。モーニングやランチビュッフェのほか、予約制で宿泊客以外の夕食も提供する。お茶や野菜などの町産品販売、ほうじ茶やこんにゃくづくりなどの体験受け入れも予定している。

 指定管理者として運営を担う「企業組合せいらん」の谷脇良枝代表理事(56)は、「地元食材を使った家庭の味で、おうちに帰ってきた感じでくつろいでほしい。いつも明かりがついている、地域の人が集える場所にしていきたい」と話している。(富尾和方)

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