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2021.06.27 08:45

初夏の味「ひとりじめ」南国市でお一人様用?小玉スイカ収穫間近

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収穫期を迎えた小玉スイカ。小さくてもしま模様はくっきり(南国市の西島園芸団地)


 南国市廿枝の西島園芸団地の栽培ハウスで、初夏の味覚「小玉スイカ」が実ってきた。直径20センチ、重さは2キロ前後。品種名「ひとりじめ」の文字通り、ぺろっと一玉いけそうな食べきりサイズで、月内には収穫が始まる。
 
 50年前の開園時から、メロンと並ぶ主力産品のスイカ。現在は中玉、小玉合わせて年に約1万5千個を栽培し、店頭やインターネット、首都圏のデパートなどで販売している。
 
 同団地では、1本の木から1玉だけ収穫する「一茎一果」で、うま味と香りを凝縮。果肉が皮の縁ぎりぎりまで詰まり、大玉に近いしゃりしゃりした食感が楽しめる。
 
 収穫のタイミングは交配から37日程度で、糖度が12度あたりになったころ。芳香が充満するハウスの中では、スイカらしいしま模様をまとった小玉が、間近に迫った収穫に備えていた。
 
 近年は、市のふるさと納税返礼品としても人気の〝夏野菜〟。担当者は「一足早い夏を味わって」と話していた。(横田宰成)

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