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2021.06.07 08:33

むろと廃校水族館40万人 オープン3年余、土佐市の児童に記念品

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母親や妹と40万人目の記念品を受け取り、喜ぶ宮崎隼人君(左手前)=室戸市室戸岬町のむろと廃校水族館


 室戸市室戸岬町のむろと廃校水族館で6日、通算の来館者が40万人を突破した。オープンから3年余りでの到達で、同館は40万人目となった児童らに室戸海洋深層水40リットルを贈呈した。

 同館は、旧椎名小学校を改修して2018年4月にオープン。学校の雰囲気を生かした館内に、地元漁師らの協力で集まったウミガメやサバなどが泳ぐユニークな展示が注目を集め、1年目で約17万6千人が来館した。海洋ごみを水槽で展示するなどの企画展も好評で、多くの観光客が訪れ続けている。

 40万人目は、土佐市蓮池から家族で何度も訪れているという蓮池小1年、宮崎隼人君(6)。記念に贈られた室戸海洋深層水の2リットル入りペットボトル20本などを受け取り「プールのハンマーヘッドシャークを追いかけるのが楽しみ」と笑った。母の真由美さん(35)も「まさか自分たちが40万人目とはびっくり。いい思い出になりました」とうれしそうな表情だった。

 同館の若月元樹館長は「大勢の人に来てもらえてうれしい。宮崎さんたちのように、3回目、4回目と訪れてもらえるリピーターを増やせる水族館にしていきたい」と話していた。(板垣篤志)

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