2024年 04月25日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2021.05.20 08:34

ステーキ大会で全国優勝!道の駅「よって西土佐」職員・川井さん 目指せ!世界大会

SHARE

ステーキコンテストで優勝した川井集平さん(四万十市西土佐江川崎)

川井さんが焼いたステーキ

 高知県四万十市の道の駅「よって西土佐」職員の川井集平さん(32)=同市西土佐江川崎=が4月、国際協会公認のステーキコンテストで全国優勝した。大会は年3、4回開かれ、年間ポイントで1位になれば米テキサス州での世界大会にアジア代表として出場できる。新型コロナウイルスで開催は見通せないが、川井さんは「地域のPRになる。テキサスを目指します」と意気込んでいる。

 大会はテキサスで発祥した「Steak cook off association」のアジア組織(SCAA)として、日本バーベキュー協会が運営。国際ルールにのっとり主催者が用意した牛肉を使い、「ミディアムの焼け具合」や「味」など5項目(計250・9点満点)で出来栄えを競う。

 「よって西土佐」などは2020年、バーベキューを通して地域の自然や食材をPRする「しまんとリバーベキュープロジェクト」を始めた。これがきっかけとなり、川井さんは同年に初めて岡山県での大会に出場。入賞は逃したが、以来、週末などにステーキを焼く練習や味の研究を重ねていた。

 21年は第1回の公認大会が4月に大阪市で開かれ、14チーム(1チーム2人まで)が出場。大会常連の猛者らを抑え、川井さんが229・8点で見事初優勝を飾った。味付けでは肉をみそと塩こうじに漬けた後、西土佐産のサンショウを混ぜた特製スパイスを使ったという。

 川井さんは「よって西土佐で農産物を担当した経験が生きた」と話し、「地元の人からたくさん声を掛けてもらえるのがうれしい。プロジェクトの盛り上げに貢献したい」とさらなる精進を誓う。

 年間ポイントに通じる大会が、「ホーム」の西土佐地域で8月に予定されている。(今川彩香)

高知のニュース 四万十市 ひと・人物 グルメ

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月