2021.05.20 08:34
ステーキ大会で全国優勝!道の駅「よって西土佐」職員・川井さん 目指せ!世界大会
大会はテキサスで発祥した「Steak cook off association」のアジア組織(SCAA)として、日本バーベキュー協会が運営。国際ルールにのっとり主催者が用意した牛肉を使い、「ミディアムの焼け具合」や「味」など5項目(計250・9点満点)で出来栄えを競う。
「よって西土佐」などは2020年、バーベキューを通して地域の自然や食材をPRする「しまんとリバーベキュープロジェクト」を始めた。これがきっかけとなり、川井さんは同年に初めて岡山県での大会に出場。入賞は逃したが、以来、週末などにステーキを焼く練習や味の研究を重ねていた。
21年は第1回の公認大会が4月に大阪市で開かれ、14チーム(1チーム2人まで)が出場。大会常連の猛者らを抑え、川井さんが229・8点で見事初優勝を飾った。味付けでは肉をみそと塩こうじに漬けた後、西土佐産のサンショウを混ぜた特製スパイスを使ったという。
川井さんは「よって西土佐で農産物を担当した経験が生きた」と話し、「地元の人からたくさん声を掛けてもらえるのがうれしい。プロジェクトの盛り上げに貢献したい」とさらなる精進を誓う。
年間ポイントに通じる大会が、「ホーム」の西土佐地域で8月に予定されている。(今川彩香)