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2021.05.18 08:35

幕末から明治へ絵画の変遷紹介 高知・中土佐町立美術館、浮世絵など44点

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幕末から明治期の浮世絵などを展示した中土佐町立美術館企画展


 高岡郡中土佐町久礼の町立美術館で、収蔵品による企画展「幕末から明治へ・近代絵画の夜明け~芽生えの時代ぜよ」が開かれている。6月13日までで、月曜休館。

 浮世絵師、月岡芳年(1839~92年)ら当時の絵師たちの44点を展示。西洋の遠近法を使った浮世絵や、洋服を着た男性の掛け軸など、技法や画材、被写体などの変遷で浮世絵から西洋絵画への過渡期を紹介する。

 浮世絵の和装女性が指輪を着けていたり、洋傘を持っていたりと、当時のファッションもうかがうことができる。浮世絵のほかにも山本芳翠や黒田清輝、横山大観らの明治から大正期の貴重な作品が並べられている。

 市川雅彦館長は「現代にもつながる、時代の変化にあらがう浮世絵師の仕事ぶりを感じてほしい」と話している。(富尾和方)

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