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2021.03.25 08:35

ヤギ牧場でベビーラッシュ 2~4月に350匹 南国市

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朝食のミルクを待つ子ヤギたち。つぶらな瞳に癒やされる(南国市の川添ヤギ牧場)


 高知県南国市大埇乙の川添ヤギ牧場(川添建太郎代表)が、ベビーラッシュの時季を迎えている。県内唯一のヤギ専門牧場で、個人経営では全国トップクラスの飼育数。「メェ~」と愛らしい鳴き声が、昼夜を問わず響いている。

 12年前、2匹から飼育を始め、現在は乳用の日本ザーネン種に肉用のヌビアン、ボア種をメインに南国市内などで約650匹を飼育。将来的には2千匹前後に増やす計画だ。

 毎年、秋に種付け。150日前後の妊娠期間を経て、早ければ2月からが出産期。数匹から多い日で20匹前後が生まれるそう。

 飼育舎では、プランターを活用したオリジナルの授乳器から、赤ちゃんヤギが一斉に「ごくごく」「ちゅーちゅー」。愛らしい顔を並べて、ミルクタイムを楽しんでいた。

 牧場では、三つ子や四つ子も珍しくないそうで、川添さん(41)は「栄養状態が良いと流産も減り、出産数が増える実感はありますね」。今季は350匹ほどが生まれる予定で、にぎやかな春が4月下旬まで続くという。(横田宰成)

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