2021.03.23 08:38
鳥の姿じっくりと 越知町の横倉山博物館で剥製100点展示
横倉山自然の森博物館が収蔵している鳥の剥製をほぼ全て展示。ハトやフクロウなどのほか、羽を広げた姿が勇ましいクマタカ、1916年に物部川河口で捕らえられたアオサギなどが並ぶ。
変わり種では、高知県の遠洋漁船が持ち帰ったとみられる南極のオウサマペンギンや、ネットオークションに出品され押収された国の特別天然記念物、タンチョウも。剥製の保管法や骨格標本の作り方を紹介するコーナーもある。
谷地森秀二学芸員は「身近な種も多いので、鳥の勉強をしてみたいと思うきっかけにしてほしい」と話している。展示は4月4日まで(月曜休館)。(楠瀬健太)