｢つながるマルシェ｣高知市３／２１まで　農福連携の野菜など

2021.03.21 08:33

｢つながるマルシェ｣高知市３／２１まで　農福連携の野菜など

高知新聞社

新鮮な野菜などが並んだ「つながるマルシェ」（高知市北御座のアグリコレット）

　障害のある人が手掛けた農産物や加工品を販売する「つながるマルシェ」が２０日、高知市北御座のアグリコレットで始まった。農業に取り組む障害者就労継続支援事業所がブースを構え、新鮮な野菜などをＰＲしている。２１日午後３時まで。

　農業と福祉が連携し、障害者らの就農を支援する「農福連携」の活動を知ってもらおうと県が毎年開催している。高知市や南国市などの６事業所が出店した。

　会場にはキュウリやトマトなどの農産物のほか、野菜を乾燥させたパウダー、グアバ茶、ジャムやつくだ煮などの加工品が並んだ。各事業所の職員らの「いかがですか」「おいしいですよ」の声に多くの買い物客が足を止めていた。

　高知市の就労継続支援Ｂ型事業所「ユウアンドアイ」に通う刈谷恵次さん（５７）は「少しでもきれいに収穫できるように作業しています。いろいろ料理して食べてほしい」と話していた。（山本仁）

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