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2021.03.06 08:35

高知城ぼんぼり235個点灯 5/5まで コロナ下で数は減

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お城を彩るぼんぼり(高知市の高知城)


 高知市の高知城で5日、恒例のぼんぼりの点灯が始まった。新型コロナウイルスの影響で協賛金が減り、ぼんぼりは235個と少なく設置場所も縮小。それでもピンクの光が温かくお城下を彩っている。5月5日まで。

 花見シーズンに合わせ、高知公園電飾委員会(会長=青木章泰・高知商工会議所会頭)が毎年実施。同委員会によると、今年は交通、宿泊業者らが協賛を取りやめ、協賛企業・個人は昨年から12減の122。ぼんぼりも昨年の348個から113個減となり、1957(昭和32)年の開始以来、「最も少ないとみられる」という。

 ぼんぼりが飾られたのは、追手門の周囲やお堀端のみ。桜が並ぶ三の丸やお城の石段沿い、再整備中の丸ノ内緑地は設けていない。

 この日は、午後6時すぎに青木会長らが追手門近くで点灯のスイッチを押すと、お堀の水面や石垣がピンクで照らされた。帰宅途中の40代女性は「数が少なくても、ともるとうれしい。早くコロナが収まり、皆でわいわい花見ができたらなあ」と話していた。

 点灯は午後6時半~9時半。4月2~4日に開催予定の生け花などを飾るイベント「高知城花回廊」の期間中は午後10時まで。(山下正晃)

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