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ジャンボタニシで「稲ごっそり消えた」 高知県内、暖冬で発生面積2倍

(2020.07.04 17:06)


ジャンボタニシの被害で苗がまばらになった水田(写真はいずれも高知市高須砂地)
田んぼ全滅も
 稲の苗に食害をもたらす通称ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)が近年、高知県内で増加している。暖冬続きが旺盛な繁殖力に拍車をかけているとみられ、2018年以降、発生面積は平年の約2倍の状態が続く。有効な対策もなく、農家は「駆除には手間もお金もかかる。米価は安いのにやってられん」と頭を抱えている。

 5月下旬。水田が一面に広がる高知市高須砂地地区では、途中で田植えをやめたかのような田んぼがちらほら。これらはジャンボタニシの食害で、連休明けから被害が拡大したという。

 田植え後間もないある夜、「田んぼを見回ったら、苗をガジガジかじる音がした」と地元の坂本和幸さん(64)。翌朝、苗が「ごっそり消えていた」。全滅した田んぼもあったという。

苗に産み付けられたピンクの卵塊
 高知市高須砂地地区では、あぜのコンクリートに産み付けられた濃いピンクの卵塊や成体を駆除。被害範囲を広げないようにと、ジャンボタニシの移動を抑えるために田の水を浅くしたり、薬剤をまいたりするが、繁殖スピードに追いつかない状態で「手間がかかるばかりで涙が出る」と嘆く。...

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