家キャンプ、オンライン飲み会、断捨離… 県内GW 巣ごもり中|高知新聞

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家キャンプ、オンライン飲み会、断捨離… 県内GW 巣ごもり中

(2020.05.04 08:45)

左上から時計回りに外出自粛を呼び掛ける交通情報板、家でテレビゲームを楽しむ子どもたち、ベランダキャンプに挑戦する男性、高知市内のスーパー(コラージュ=松本康裕作成)
 コロナ禍で外出自粛が続くゴールデンウイーク(GW)。家でじっと我慢の日々にげんなりしている人も多いのでは? そんな中でも「ごろ寝ばかりじゃつまらない」と、前向きにあれこれ試す姿も高知市のあちこちで見えだした。これぞ巣ごもり下の「GW」ライフ―。

■ぐびぐび
 「雰囲気だけでもと思いまして…」

 今年から「ソロ(1人)キャンプ」を決行すべく準備を重ねていた会社員の宮本歩さん(49)=桜井町2丁目=は、マンションでの「ベランダキャンプ」に挑んだ。

 テーブルにランタンなど、買いそろえてきたアウトドア用品をベランダにぎゅうぎゅうに敷いた。キッチンから手料理を運び、夜風に吹かれて一杯―。寝袋にくるまり、テントで一晩過ごした。

 「思う存分、キャンプができるようになるまでの練習です。妻は途中で飽きて、部屋でテレビ見てましたが」

 保険外交員の女性(48)は「在宅勤務でストレスがたまっちゃって」と、文房具店で「大人の塗り絵」を初めて購入した。「1枚塗るのに1時間ほどかかる。けっこう没頭できますよ」

 公務員男性(46)はLINE(ライン)を使い、7歳と5歳の息子とともに県西部の実家に「オンライン帰省」を実践。「両親がすごく喜んでくれて。会えないけど、つながれる」と笑顔。

 北本町3丁目の主婦(44)は子どもが寝静まった深夜、ママ友4人とオンライン飲み会を開く。「やめどきが分からんなって、ついぐびぐびと。飲み過ぎた」と苦笑いだ。

 「こんなときだから…」と早めの大掃除に乗り出す姿も。

 針木東町の鈴木夢桜(みおう)さん(13)は父親の秀司さん(46)と相談しながら、不要な洋服やCDをフリーマーケットアプリで出品。「昨日、本が売れました。お小遣いになるので便利」と“断捨離”にいそしむ。

■ギョーザ
 巣ごもりライフは、スーパーの売れ筋にも変化をもたらした。

 市中心部のスーパーの店長によると、野菜や肉など「調理前の食材」が好調だという。「例年なら大人数向けの総菜が売れる時期ですが…。あと、ギョーザの皮やミンチ肉が売れてましてね」

 店長は「時間を持て余した家庭が、より本格的な料理を楽しみ始めた」。ただ、そこは高知県。「酒類の売り上げも前年より約3割伸びた」と“家飲みの深化”にも言及した。

 飲食店のテイクアウト(持ち帰り)利用も急増。オードブルや鍋セットを始めた帯屋町1丁目の店は「特に鍋が人気。家族連れが多いですね」。

 各ホームセンターでは日曜大工品やガーデニング商品が売れだした。DCMダイキ御座店の担当者は「『家を手直しする』という人が多い。人工芝や壁の塗料も人気」という。

 子どものいる家庭では、休校が長引く中で退屈させまいと腐心する親の姿が浮かぶ。

 金高堂書店=帯屋町2丁目=の担当者は、「子どもの自習ドリルと、人気漫画『鬼滅の刃(やいば)』など長いシリーズのまとめ買いが増えている」と話す。

 おもしろランドキャンプ新田店には、緊急事態宣言が出たころからゲーム機の問い合わせが増加。店長は「これまでやらなかった人が買っている」。

 おもちゃのキャッツアイ=高須3丁目=ではパズルの売れ行きが伸びたという。西内功社長は「ゲームばかりさせたくないという親の思いもある。あるお客さんが『みんなでパズルを始め、久しぶりに家族でしゃべった』と言ってましたよ」

 長くなりそうな「ステイホーム」が明けた後、県民のライフスタイルが少し変化しているかも。(報道部取材班)

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