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マスク不足で高知県内の製紙会社フル稼働 新商品開発も

(2020.02.13 08:41)

急ピッチで進む「マスク用とりかえシート」の包装作業 (高知市井口町の金星製紙)
 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大に伴い、高知県内の製紙会社にもマスクなど衛生用品の注文が相次いでいる。社会問題化するマスク不足に対し、各社ともラインをフル稼働させて対応。不足状態をカバーするアイデアを即座に商品化した企業もある。

 高知県内にはマスクやマスク用フィルターを作る企業は少なくとも4社あり、各社とも注文が増加。インフルエンザ対策や花粉症に備えるこの時期はもともと繁忙期といい、ある会社は「需要は増えているが、これ以上の増産は難しい」と話す。

 新型肺炎で衛生管理に対する意識そのものが高まる中、シートなどの引き合いも急増中。家庭紙メーカーのハヤシ商事(土佐市)には、除菌ウエットティッシュの注文が例年の5倍以上あり、除菌用ではないウエットティッシュもよく出ているという。

 現時点では資材が十分に調達できていないため、大量注文に対応できていないが、坂本英輔社長は「近く入ってくる見込み。困っている人のニーズに積極的に対応していきたい」と話す。

 こうしたマスク不足に対応する商品を短期間で開発した会社もある。不織布メーカーの金星製紙(高知市)は、マスクと口の間に挟み、汚れたら取り替える「マスク用とりかえシート」を2月初めに発売した。

 金星製紙の商品群の中で衛生用品のウエイトは必ずしも高くなかったが、マスク不足が問題になりだした1月下旬に「代替品になれば」と発案。湿気がこもりにくく、けば立ちにくい不織布を使い、約1週間で商品化した。

 当初は箱に入れた状態で2月中旬の発売を目指したが、「早くほしい」との要望から簡易包装にとどめて発売時期を前倒し。すぐに完売し、現在もラインを優先的に振り分けて製造する。

 松本章営業部長は「転売などで高額になったマスクを買うしかない状況があり、一石を投じたい思いもあった。売り切れが続き申し訳ないが、製造でき次第販売し、少しでも不安解消につながれば」話していた。(竹内悠理菜)

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