2020.01.28 08:49
南海トラフ地震時の「広域避難」高知県で取り組み進む 沿岸部の住民、内陸自治体受け入れ
課題は高知市周辺 2万人以上あふれる?
南海トラフ地震発生後に、住民が居住市町村外に避難する「広域避難」に向けた取り組みが高知県内各地で進んでいる。津波に襲われる沿岸部の自治体で十分な避難所が確保できない場合、避難者を内陸部の自治体が受け入れる仕組み。昨年3月までに、「安芸」「中央」「高幡」「幡多」の県内4圏域全てで計画策定が完了した。
高知県南海トラフ地震対策課の推計(昨年3月現在)によると、最大規模の地震、津波が発生した場合、発災1週間後の県内の避難者は22万8140人とされる。…