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高知市「くまのPAN屋」閉店 取引先ら戸惑い広がる

(2020.01.09 08:46)


閉店した「石窯パン工房 くまのPAN屋.」 (6日午後、高知市北川添)
 「くまのPAN屋」の名称で高知市でパン店を経営していた「ブーランジェリ近森」(高知市北川添、近森雄文社長)が、昨年末で事業を停止した。人気店だっただけに常連客から惜しむ声が上がっているが、突然の閉店について事情を知る同業者や取引先はおらず、戸惑いも広がっている。

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 東京商工リサーチ高知支店などによると、ブーランジェリ近森は2002年設立。2004年に高知市中久万から万々商店街に店舗を移転した。2015年に高知市北川添に移り、駐車場やイートインスペース、テラス席などを備えた「石窯パン工房 くまのPAN屋.」を開店。地元スーパーや喫茶店へ卸していたこともある。

 2018年には帯屋町のアーケード街に、コッペパン専門店「帯屋コッペplus」と、直営店「まちくま」を相次いで開業。帯屋コッペは昨年10月に増床リニューアルしたばかりだった。

 3店とも昨年12月30日で閉店し、店頭に「長年のご愛顧ありがとうございました」と張り出された。取引先などには知らされておらず、年明けの6日、北川添の店頭では取引業者らが「寝耳に水。驚いている」「連絡がつかない」と立ち往生する姿も見られた。

 東京商工リサーチ高知支店によると、新店の開店や改装でまとまった負債は抱えていたが、ある同業者は「コッペパン専門店はともかく、北川添の店は客の入りも良く、つぶれるような雰囲気はなかった」。パン業者の間では「なぜ」という反応がほとんどだ。

 ブーランジェリ近森は別の事業も手掛けていたとみられる。また、閉店する約1カ月前の昨年12月3日、それまでの合資会社から株式会社に、資本金11万円で改組していた。事後を一任されている弁護士の事務所は「話すことは何もない」としている。

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