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芸西村出身の松本(東海大)がVリーグデビュー  ヴィクトリーナ姫路

(2019.12.13 08:40)


「ルーキーらしくチームを勢いづけるプレーをしたい」と語る松本愛希穂(神奈川県平塚市の東海大)
「目の前のことに全力」
 今月上旬にVリーグ1部「ヴィクトリーナ姫路」(兵庫県)で公式戦デビューした高知県安芸郡芸西村出身の女子学生選手がいる。大学バレーボールの強豪、東海大4年、松本愛希穂(22)。主将としてチームを今秋の関東大学1部リーグ優勝に導き、最優秀選手にも輝いた。松本は「Vリーグに入る夢がかなってうれしいが、今はプロチームの一員として自分の力を発揮することを第一に考えている」と話している。

 ママさんバレーをやっていた母の影響で、小学1年で競技を始めた。4年の時、両親の転勤で南国市のチームへ移り、そこで大阪の強豪、四天王寺羽曳丘中の監督からスカウトされた。

 親元を離れる選択にも「全国で勝負したいとの思いが強く、迷いはなかった」と松本。1年からウイングスパイカーとしてレギュラーをつかみ、全国都道府県対抗中学大会ではチームの優勝に貢献。進学した四天王寺高でも「厳しい走り込み」でさらに力をつけた。

 大学では2年からレギュラーとなり、身長170センチながら高いジャンプ力と機動力でエース的存在に成長。チームはその秋から関東1部リーグ(12チーム)で3連覇を達成した。

 昨年12月には新チームの主将に。春のリーグ戦こそ9位(4勝7敗)だったが、「戦術やプレー面で仲間に遠慮せず要求するよう意識した」ことでチームの雰囲気が一変。レシーブの技術も上がり、つなぐバレーで優勝(10勝1敗)を決めた。最優秀選手に選ばれたことには「裏方を含む全メンバー50人がバックアップしてくれたおかげ」と謙遜する。

 「ヴィクトリーナ姫路」は2016年設立の日本初の女子プロチーム。オーナーは日本女子代表監督として2012年ロンドン五輪銅メダルに導いた真鍋政義氏で、監督は元日本代表の竹下佳江氏が務めている。

 松本は、12月7日のKUROBEアクアフェアリーズ戦の第3セット途中でデビューを果たすと、翌日のJTマーヴェラス戦で第2セットから先発出場し、チーム最多の10得点を挙げた。「大学とはスピードとパワーが違い、レシーブも拾われる。でも攻撃を工夫してポイントを取ることができた」と振り返る松本。竹下監督も「攻撃の引き出しをたくさん持っている」と評価した。

 すでにプロでの一歩を踏み出した松本は、「『打つ』『拾う』といった基本に磨きを掛けること」を課題に挙げつつ、「『何事にも一生懸命』が信条。目の前のことを全力でやっていくことしか考えていない」と力強く語った。(東京支社・谷川剛章)

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