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「川の外科医」ただ今修業中 西日本科学(高知市)の福留さん

(2019.12.13 08:34)

京都の桂川でインドネシア、ミャンマー、バングラデシュ、スリランカ、ケニア、ガイアナから参加したJICA研修生を前に河川の伝統工法を説明する福留康智さん=左端(京都市西京区)
石積み工法で生態系復活 カリスマの父継ぎ汗

 高知発の「川の近自然工法」をご存じだろうか。治水優先でコンクリート張りが進み生態系が壊れた川を、石積み工法で改修してよみがえらせる。これを1980年代、スイスから導入。日本の風土に合わせて進化させたのが故・福留脩文(しゅうぶん)さん(高知市若松町、西日本科学技術研究所長=享年70)だ。今月10日、七回忌を迎えた。「川の外科医」の異名を持つカリスマが亡くなった後、貴重な技術はどうなっているのか。訪ねてみると長男が継承、力を付けつつあった。 

JICAで講義
 写真は11月下旬、京都の嵐山近くを流れる桂川。川に突き出た「水制工」の上で、外国人に向かって話しているのが福留ジュニア、康智(やすとも)さん(47)=同社専務・東京事務所長=だ。JICA(国際協力機構)関西国際センターが毎年開く研修「インフラ(基盤)施設における災害対策コース」の「伝統工法」の講義中。研修生はアジア、アフリカ、南米6カ国の若手・中堅技術系行政官6人で、10月下旬から約2カ月間、日本で道路・港湾・河川の土木工法を勉強している。康智さんは日本の技術者を代表して5年前から担当している。...

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