どぶろく工房香南が全国準V うまい酒とことん研究 |高知新聞

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どぶろく工房香南が全国準V うまい酒とことん研究 

(2019.11.24 08:44)

「栄寿」が優秀賞に輝いた岡崎祝寿さん(香南市の「どぶろく工房香南」)
県内の仲間に技術も伝授
 全国のどぶろくの味や香りなどを競う「第14回全国どぶろく研究大会」(岐阜県郡上市)で、香南市吉川町吉原の「どぶろく工房香南」(岡崎祝寿=いわとし=代表)が「濃芳醇(ほうじゅん)の部」と「淡麗の部」の2部門で優秀賞を獲得した。県勢はほかの生産者も入賞し、質の高さを示した。岡崎さんは「さらに一手間加えて、再び最優秀を狙いたい」と意気込んでいる。
 
 研究大会は、全国のどぶろく生産特区認定地域や生産者らが実行委を設立し、情報交換や交流の場として2006年から開催している。07年の岩手県雫石町での大会からコンテストがスタート。14日開かれた今年の大会には、濃芳醇の部に41点、淡麗の部に45点が出品され、それぞれ最優秀賞1点、優秀賞3点、入賞5点を選んだ。
 
 稲作農家で、コメの活用拡大を考えていた岡崎さん。大好きなお酒を造りたいと12年にどぶろく製造免許を取得した。13年からコンテストに出品し、15、16年には「香南のいぶき」が淡麗の部で最優秀賞を獲得した。
 
 今回受賞したのは、濃芳醇の部の「栄寿―桜」と淡麗の部の「栄寿―黒」。ドロッとしたどぶろくが多い中、「栄寿」はさらっとしていて、コメの甘い香りが際立つ。秘訣(ひけつ)は精米歩合。50%以下とされる大吟醸酒を上回る35%にまで精米する。審査員に「清酒のような口触り」と評価されたという。
 
 県勢ではほかに、濃芳醇の部で「清水園」(高岡郡中土佐町)の「楼古狸(ろっこり)」、「農家食堂つの」(幡多郡三原村)の「川平郷」が、淡麗の部では清水園の「粲(さん)」がそれぞれ入賞した。
 
 岡崎さんは、仕込みの段階ごとにどぶろくの温度を記録したり、コンテスト上位の酒の成分を分析したり、研究を重ねてきた。県内の生産者仲間に積み重ねてきたノウハウを伝授。今回、3生産者が入賞したことを「高知のどぶろくの質が高くなっている」と喜ぶ。
 
 「毎年造っても飽きがこないくらい、奥深い」と岡崎さん。「もっとうまい酒を造るため、とことん研究を続けたい」と話した。(川嶋幹鷹)

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