南国市のものづくり施設は「宇宙船」 海洋堂の工房見学や体験も|高知新聞

高知市

▼高知のニュース

社会

南国市のものづくり施設は「宇宙船」 海洋堂の工房見学や体験も

(2019.08.20 08:33)

南国市が整備する「ものづくりサポートセンター」のイラスト。宇宙船のような近未来風の外観が特徴だ
遊び心伝える外観に
 高知県南国市はこのほど、フィギュアメーカーの海洋堂(大阪府門真市)が入居する「ものづくりサポートセンター」(仮称)のデザインを公開した。2020年度の開館を目指し、近く着工する。海洋堂と南国市は「南国市から世界へ、ものづくりのムーブメントを発信していきたい」と意気込んでいる。 

 建設場所は南国市商工会の東隣(大埇甲)で、敷地面積約4600平方メートル。建物は鉄骨3階建て延べ床面積2372平方メートル。総事業費は約16億円。外観は宇宙船をイメージしており、3階にコックピットのようなガラス張りのスペースが突き出すなど、遊び心を感じる造りだ。

 1階に海洋堂の工房が入り、見学通路も設ける。2、3階は、地元の多様なものづくりが体験できるスペースや、クリエーターの作品展示、販売などを想定している。普通車57台と観光バス2台分の駐車場、公園スペースも設ける。

 南国市商工観光課は「海洋堂を軸にしたものづくりの体験発信拠点。ホビー館などがある高岡郡四万十町と連携して、双方を楽しめる仕掛けをしたい」と話している。


「海洋堂のものづくりを南国市に集結させる」と話す宮脇修一社長(四万十町の海洋堂ホビー館四万十)
世界一の造形発信地に 宮脇修一社長に聞く
 南国市のものづくりサポートセンター(仮称)に造形工房を構える海洋堂は、どんなビジョンを描いているのか。このほど海洋堂ホビー館四万十(高岡郡四万十町)に高知を訪れていた海洋堂の宮脇修一社長(62)に聞いた。

―どんな施設にしたいか。
 「工房を見て、地元のものづくりも体験してもらう。才能を発掘、育成して、面白いものを生み出す環境をつくる。世界で一番優れた造形の発信地にしたい。海洋堂はフラッグシップみたいなもん」

―進出の狙いは?
 「十数年前から、本社で塗装と原型、中国で量産という体制。中国はサンプルは良いけど、『何じゃこりゃ』な商品も多い。そこで、高知県南国市に海洋堂のものづくりを集結させる。彩色、仕上げ、組み立て、出荷まで全部やる。日本人の器用さを生かした家内制手工業的な原点に返る」

―工房の特色は?
 「フィギュア製造のアナログと、最先端の技術を同居させる。実は今年からデジタル出力フィギュアを始めた。ソフトビニール用に製作した原型を3Dスキャンし、サイズアップできる。指先の技術と融合させ、新たな表現が可能になったんです」

―人員体制は?
 「うちは面白いものを作る造形集団。大メーカーになる必要はない。小ロット生産で、扱うのは1種類当たり数百~数千個。小回りの利く土産物のイメージですな。職人は12、13人で始め、30人ほどに増やせれば」

―工房の周囲に見学路もある。
 「来館者が職人のものづくりを外からのぞけ、湯気が上がっている“もぎたて”のフィギュアも買える。『パン屋の店先でパンを売る』スタイル。新旧の技術が同居するギャップもええやないですか。こんなん、世界初やと思いますよ」

―2、3階の用途のアイデアは。
 「地元のものづくりの体験場。カルチャーセンターのように敷居を低くして。また、日本中からエッジの効いた職人に来てもらい、クオリティーの高いものを生み出せる場にしたい」(横田宰成)

▼特集

▼アクセスランキング

01.

四万十川で2人不明 関西の大学生、遊泳中に 四万十市

02.

帯屋町に "映える" ドリンク店 期間限定オープン 「チェー」人気

03.

ふなっしー、しんじょう君...ご当地キャラ100体集合 須崎市で「まつり」

04.

利き鮎会、グランプリは和良川(岐阜) 新荘川が準V

05.

【動画】「よさこい四万十」で30チーム1300人が乱舞

実績7000件超!見本掲載1400超!大手も利用。わかりやすい専門独自の体制 www.aaa-bbb.com