高知県香南市の古民家で 向井山朋子さん舞台「HOME」公演|高知新聞

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高知県香南市の古民家で 向井山朋子さん舞台「HOME」公演

(2018.04.30 08:30)


「家とは」「家族とは」を問い掛ける作品「HOME」の一場面(香南市赤岡町)
 世界的に活躍するピアニストで美術家の向井山朋子さんが総合演出を手掛けた舞台作品「HOME(ホーム)」が30日から、高知県香南市赤岡町の「赤れんが商家」で上演される。向井山さんが古民家の醸し出す雰囲気に一目ぼれして開催が決定。趣ある小さな空間で、圧巻のパフォーマンスを披露する。
 
作品の総合演出を手がけた向井山朋子さん(香南市赤岡町)
 向井山さんはオランダ・アムステルダム在住。「HOME」は、家や家族、家庭とは私たちにとってどんな場所なのか問い掛ける作品。演者はダンサー1人で、音楽や映像、写真を組み合わせ表現する。「さいたまトリエンナーレ2016」でも好評を博した。国内外で活躍する湯浅永麻さん(35)がダンス、遠藤豊さん(40)が音響や照明監修を担当する。
 
 150年ほど前に建てられた赤れんが商家は、旧香美郡赤岡村の初代村長宅だった。県立美術館から上演依頼を受けた向井山さんらは昨秋、会場探しをした際に訪れ、「シックでかっこいい」と、上演を決めた。赤れんが商家が、造り酒屋、靴屋、たばこ店などと変遷したように、その時々に変容する「HOME」を作品中で表現する。
 
 赤れんが商家は、14年からは高知高専の助教や学生、建築士、住民らが修繕やワークショップに取り組み、活用策を探ってきた。上演に向けても、高専生らが階段を作るなど整備に協力した。
 
 向井山さんは「現代社会に潜む家の中で展開されていることをのぞき見るような視点で作った。どんなお客さんが来て、どんな空気をつくってくれるかも作品の重要な要素です」と話している。
 
 30日、5月3~6日、8、9、11、12日の各日2公演だが、既に満席の回もある。入場料500円。予約、問い合わせは主催の県立美術館(088・866・8000)へ。(村中澄怜)

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