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旧椎名小学校が廃校水族館に 4月26日オープン 高知県室戸市

(2018.04.19 08:35)

大小19の水槽がある「むろと廃校水族館」(室戸市室戸岬町)
カメ、ブリ…50種1000匹以上
 
 高知県室戸市室戸岬町の旧椎名小学校を改修した「むろと廃校水族館」が26日にオープンする。校舎内に設置した水槽と、屋外プールを活用し、定置網で混獲されたウミガメのほか、沿岸で捕れるブリやサバなど50種類千匹以上を飼育、展示する。指定管理者のNPO法人「日本ウミガメ協議会」(大阪府枚方市)は「地域振興のきっかけになれば」としている。26日は正午から餅投げで祝った後、午後0時半に開館する。(馬場隼)

 椎名小は児童減少により2005年度末に閉校。1階を集落活動センター、2、3階を水族館とする計画が決まり、国から約1億8700万円、県から約4500万円の補助を受け、総事業費約5億円で改修した。
 
2、3階に水族館が入る旧椎名小学校(室戸市室戸岬町)
 水族館は大小19の水槽と屋外のプールがあり、ウミガメは室戸へ産卵に訪れるアカウミガメ、主に東太平洋に生息するクロウミガメなど10匹がいる。
 
定置網に掛かり、保護されたウミガメ(室戸市室戸岬町)
 近海で捕れるブリ、アジ、イシダイなども飼育し、亀田和成・主任研究員は「身近にいる海の生き物についても学んでほしい」。海洋深層水の取水管に混入したグソクムシなどの深海生物も展示する。
 
 亀田主任研究員によると、英語の「スクール」に「学校」と「魚の群れ」の意味があることから群生する種類を集めたり、幼魚を飼育したりするなど、旧校舎を活用する上でこだわりを持っているという。
 
 地元漁師による魚のさばき方の指導や、ウミガメの放流などの体験も今後予定している。室戸ドルフィンセンターや世界ジオパークセンターなど周辺施設との連携、修学旅行生の受け入れなども検討しており、観光客誘致の起爆剤としての期待も大きい。亀田主任研究員は「室戸の良さをPRしていく」と意気込む。
 
 開館は午前9時~午後6時(10~3月は午後5時)。年中無休。入館料は高校生以上600円、中学生以下300円。
 
 問い合わせは市観光ジオパーク推進課(0887・22・5161)へ。

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