高知県黒潮町の佐賀中に消防庁防災大賞 住民とのつながり評価|高知新聞

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高知県黒潮町の佐賀中に消防庁防災大賞 住民とのつながり評価

(2018.03.08 08:33)

住民と合同で炊き出し訓練を行う生徒ら(昨年10月、高知県幡多郡黒潮町の佐賀中学校)
 地域に根ざした優れた防災活動などを表彰する消防庁の「第22回防災まちづくり大賞」で、高知県幡多郡黒潮町の佐賀中学校が最高位の総務大臣賞を獲得した。避難訓練などを通した住民とのつながりづくりが高く評価された。生徒らは「活動地域をさらに広げていきたい」と意気込んでいる。(山崎友裕)

 同賞は阪神淡路大震災をきっかけに1996年度に創設された。2017年度は全国から89事例が寄せられ、大学教授らでつくる選考委員会が総務大臣賞3団体など計17団体を選んだ。

 同校は12、13年度、県の実践的防災教育推進事業の指定校に選ばれたことをきっかけに本格的に防災への取り組みを始めた。16年4月には生徒有志でつくる「防災委員会」を結成。住民を交えた炊き出し訓練や高齢者ら要支援者の避難経路などを記したカルテ作成、家具固定のサポートなどに取り組んでいる。

 京都大学防災研究所と連携して昨年7月、メキシコの中学校と合同で遠地津波を想定した避難訓練を実施したことも高い評価を得た。

 1日に東京都内で行われた表彰式に出席した防災委員長の伊与木豪さん(14)=2年=は「防災活動に取り組んでいるのはここの学校だけではないので、まさか受賞できるとは」と驚き、他のメンバーも「地域の人たちと訓練以外でももっとコミュニケーションを取っていきたい」と笑顔で話していた。

 県内ではこのほか、須崎市の須崎工業高校が3位に当たる「日本防火・防災協会長賞」の10団体に選ばれた。

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