声ひろば 2018年1月29日、月曜日|高知新聞

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声ひろば 2018年1月29日、月曜日

(2018.01.29 08:00)


1.これからのリハビリを
【福島とみお、61歳、脳卒中リハビリ研究所代表、香美市】
 高知県リハビリテーション研究会(リハ研)は設立30年を迎え、2月4日(日)にふくし交流プラザで行われる大会も第50回の節目となりました。
 リハ研創設の中心人物で「ミスター・リハビリテーション」の異名も持つ石川誠さんに、日本の現状を踏まえ高知県の向かうべき姿についてご講演をいただきます。石川先生は以前、近森病院の院長をされ、現在は初台リハビリテーション病院の院長です。
 同病院は、長嶋茂雄さん(巨人軍終身名誉監督)、オシムさん(サッカー日本代表元監督)らが入院。目覚ましい回復を遂げたと評判になりました。出演された番組を見ると、チーム医療に取り組む本気の姿勢が衝撃でした。
 リハ研では竹下豊さん(脳卒中)、林道夫さん(視覚障害)、山地ひろみさん(がん)と私の計4人の当事者が理事として活動しています。リハ研の組織に当事者がメンバーでいることはとても珍しい、と他県のリハ研の方から聞きました。他の理事さんも当事者との壁を全く感じさせない雰囲気で接してくれます。
 会場のみなさんとともにオープンミーティング「未来を語ろう!」を開催します。これからの高知県のリハビリを考える時、あの大会がキッカケだったと言われるような大会にできればと思います。ぜひ、医療関係者だけでなく介護・福祉・教育の関係者も参加いただければと思います。

2.祖父の一句
【サルブラン文子、37歳、公務員、東京都北区=土佐清水市出身】
 夕凪や化粧ほのか蜑(あま)の妻
 随分前に亡くなった祖父の手帳に書かれていた一句。どこかで特選をもらったものらしい。生前、祖父は幼い私に自慢げに教えてくれた。幼い私にはこの句の意味も、祖父がこの句に託した想(おも)いも分からなかった。
 祖父は韓国の首都ソウルの郊外にある安養という山深い小さな村で終戦を迎え、三陟に住んでいた祖母たちと運よく合流し、日本に引き揚げてきた。
 帰国後は親戚を頼り、いろいろなところに住んだが、流れ流れて祖父の実家である土佐清水にたどり着いたらしい。都会育ちの祖母は見知らぬ土地で苦労も絶えなかったそうだが、夫婦で助け合い、いろいろな人に守られ激動の戦後をこの土佐清水で生き抜いた。
 祖父は土佐清水に住み始めてから、俳句を詠むようになったそうだ。大人になり、戦中・戦後の歴史を少しは分かるようになった。
 祖父はどんな気持ちであの句を詠んだのだろう。なぜ祖父は俳句を詠むようになったのだろう。もう一度戦中・戦後の歴史に触れ、祖父の一句について考えたいと思う。

3.新年早々の出来事
【山崎光子、77歳、主婦、高知市】
 私は1月6日正午ごろ、鏡川橋北詰めの交差点の電車通りに面した本宮町で赤信号にて車で止まっていました。青信号になり、発進しようとしましたが、エンジンはかかっているのに、クラッチの故障にて、どうしても動きません。後続の車の方々に大変なご迷惑をお掛け致しました。
 すぐ後にいらしたご夫婦にお願いし、家に電話をしましたが、家にいた主人はまったく悪気なく、ご夫婦に自分のするべき事をたのんでしまったのです。私は難聴で、携帯電話も持っていません。ご夫婦はいろいろな所に電話してくださっていました。
 何十台もの車の後に、若いカップルの方が事情を知って、またまた大変お世話してくださり、この2組の方々は寒い中1時間半ぐらいお世話してくださいました。
 無事7日夕方に車も直って使用できています。もう一度お礼をと駐在さんに相談に行ったところ「その人たちは真心からあなたを助けてくださったので、その好意を受け取って、今度はあなたがこまっている人を助けてあげたら良いのでは」とアドバイスしてくれました。
 必ず必ず皆さまのご親切は何かの時にご恩返しさせていただきます。本当に本当にありがとうございました。

4.憧れの先輩
【田村栄子、63歳、いの町】
 私は高校卒業式のあくる日が初出勤でした。2歳年上の先輩はテキパキと仕事をこなし、優しい笑顔が魅力的で私には憧れの先輩でした。どじな私にも忙しい中でも丁寧に教えてくれ、自分の仕事の邪魔にもなったであろうと思われる時でも嫌な顔も見せずに教えてくださいました。
 私は結婚を機に退職し、以来その憧れの先輩とは会う事もなく数十年がたちました。そうした中、7、8年前のOB会で懐かしい再会となりました。先輩はやっぱり笑顔の素敵(すてき)な凜(りん)とした姿も変わりませんでした。
 そして、昨年先輩と2人でお茶をする機会があり、懐かしい話や、お互いの家族の近況で盛り上がりました。テキパキとした話し方、誰に対しても変わらぬ姿勢、40年たった今でも私の中の憧れの先輩は変わる事のない素敵な女性でした。
 誰しも職場では学生時代とは違う環境となり、仕事に慣れるまで、また間違いなくできるようになるまでには、時間もかかるものです。
 教えてくださる先輩の存在は一生記憶に残るものです。時には愛のムチ、時には優しさで後輩たちを指導してあげてください。新入社員の方々も努力してください。学ぶものは、一生の宝となります。

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