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加計学園の獣医学部問題 「宿願」一転「疑惑」に 地元今治を歩く

(2017.10.08 08:20)

加計学園の獣医学部新設工事の現場近くで市民団体が開いた反対集会(9月23日、愛媛県今治市いこいの丘)
 高知市から車で約2時間。瀬戸内海にほど近い愛媛県今治市の丘の上で、建設のつち音が響いている。

 政府の説明責任が問われ、今回の衆院選でも焦点になっている学校法人・加計(かけ)学園(岡山市)の新獣医学部の工事現場だ。

 今治市にとって大学誘致は40年来の「宿願」だった。第2次安倍政権になって一気に具体化。「岩盤規制の突破口」として始めた国家戦略特区に認定され、今年1月、来春開学の方針が決まった。

 ところが5月、内閣府が「(早期の開学は)総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」と発言していた文書の存在が浮上。政府は「怪文書」として切り捨てようとしたが、学園理事長は安倍晋三首相の「腹心の友」でもあり、計画への安倍首相の関与と官僚の「忖度(そんたく)」が疑われる事態に発展した。

 「やっと誘致が決まったのに…」「国や市、学園は経緯を説明してほしい」

 「宿願」から一転、「疑惑」の現場となった今治市を歩き、住民らの声を聞いた。...


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