アーカイブ
灰まで焼け
高知県立大学が2018年、図書館新設に合わせ、大量の本を焼却していたことが分かった。総数は約3万8千冊で、戦前戦中の本、絶版になった郷土本、価値の高い本が多く含まれていた。
24記事
アーカイブ
灰まで焼け
高知県立大学が2018年、図書館新設に合わせ、大量の本を焼却していたことが分かった。総数は約3万8千冊で、戦前戦中の本、絶版になった郷土本、価値の高い本が多く含まれていた。
24記事
Vol.1
高知県立大学で蔵書3万8000冊焼却 貴重な郷土本、絶版本多数
価値のある本を大量に焼却していたことが分かった県立大の永国寺キャンパス図書館(高知市永国寺町) 高知県立大学(野嶋佐由美学長)が、永国寺キャンパスの図書館が昨春新設される際、旧館よりも建物が小さいため...
Vol.2
灰まで焼け 高知県大3万8000冊焼却(1) 県民のために燃やす?
高知市清掃工場。大量の本が放り込まれていった(高知市長浜=コラージュ・岡崎紗和) 8月初め。昼下がりの高知市長浜の清掃工場は、せみ時雨に包まれていた。白い太陽が、地面に木の影を黒々と焼き付けている。 ...
Vol.3
灰まで焼け 高知県大3万8000冊焼却(2)何が燃やされたのか
「運命と摂理 一戦没キリスト者学徒の手記」(高知新聞社所蔵) 高知県立大が燃やした本には、どんなものがあったのだろうか。 白いソフトカバーの小さな本がある。「運命と摂理 一戦没キリスト者学徒の手記」...
Vol.4
灰まで焼け 高知県大3万8000冊焼却(3)棚の本を片っ端から
2015年10月の処分プロセス。最後は「焼却」だった 高知市永国寺キャンパスの旧大学図書館は新館に引っ越す前、どれぐらいの本を所蔵していたのだろうか。高知県立大の図書情報部職員が、ぱらぱら書類をめくる...
Vol.5
プロセス入念に焼却 図書3万8000冊処分の高知県立大
高知城や日曜市に近いなど、高知市の中心的な場所にある永国寺キャンパス。「知の拠点」をうたって一層整備に力が入れられるようになったのはちょうど10年前、2008年のことだった。波紋を広げている大学図書...
Vol.6
灰まで焼け 高知県大3万8000冊焼却(4)消えていった提案
現在の永国寺図書館。奥は電動集密書架になっている(高知市永国寺町) 高知県立大が焼却した約3万8千冊の本。経緯を調べていくと、作業の前にあらかじめ全対象リストができていたわけではないことが分かってきた...
Vol.7
灰まで焼け 高知県大3万8000冊焼却(5)ただであげちゃうの?
委員が提示した「学生に譲り渡す」案はあっさり消えた 高知県立大の教員たちの間には、「本を焼却してもよいのか?」という疑問が少なからずあったようだ。 教授会の一部や、大学図書館について話し合う「総合情...
Vol.8
灰まで焼け 高知県大3万8000冊焼却(6)工科大へ移す発想なく
永国寺図書館は3大学の共用施設になる(高知市永国寺町) 高知県立大が中心になって運営する永国寺図書館(高知市)には現在、約1万2千冊の高知工科大(香美市)の本がある。 工科大のマネジメント学部が15年...
Vol.9
灰まで焼け 高知県大3万8000冊焼却(7)館長絶句「あり得ない」
高知工科大の付属情報図書館(香美市土佐山田町) 「ええっ! 全部燃やしたの? ああー…そうなんですか…」 高知工科大(高知県香美市)の付属情報図書館の篠森(しのもり)敬三館長(情報学群教授)は一瞬言...
Vol.10
灰まで焼け 高知県大3万8000冊焼却(8)図書館がない10町村
小さな図書室(吾川郡仁淀川町森の仁淀公民館) 約3万8千冊を焼却した高知県立大学。県内の人々は今、どのような読書環境にいるのだろうか。 ■ 台風は過ぎたというのに空は曇り、小雨が降っていた。 ...
24時間
1週間
1ヶ月
夫はなぜ死んだのか 森友問題公文書改ざん・自殺職員の妻が、高知で語った2時間―ニュースを歩く特別編
町内会って何ですか? 会長の苦悩 分割?合併?―自治のかたち 高知市・地域活動の現場から(1)
「呪術廻戦」の白石さん アニメの技を児童に伝授 高知県大月町
高知県警巡査部長に盗撮容疑 京都府警が任意捜査 容疑認め退職の意向
全国で最後の東横イン進出 高知市で着工 2026年2月開業
中学女子ソフト、部員求む!高知県内わずか5人 選手らアピール「難しくない。楽しい」
ごみ当番、広がる外注 町内会未加入者へ募る不満―自治のかたち 高知市・地域活動の現場から(2)
大盛りゆえ昼夜兼用!?「あおぞら食堂」―推しスポット
外国客船でよさこい披露 200人ノリノリで「エキサイティング!」 高知新港
東横インが高知県初進出 「大橋通」そば 26年春開業へ 高知市