アーカイブ
漁の詩 高知の漁業最前線
「漁」と書いて「すなどり」と読む。魚や貝をとる人、すなわち漁師のこと。万葉集にも出てくる古語だ。漁業は古代から高知県基幹産業の一つだが、魚価下落や燃料高騰、後継者不足に悩まされ続けている。
65記事
アーカイブ
漁の詩 高知の漁業最前線
「漁」と書いて「すなどり」と読む。魚や貝をとる人、すなわち漁師のこと。万葉集にも出てくる古語だ。漁業は古代から高知県基幹産業の一つだが、魚価下落や燃料高騰、後継者不足に悩まされ続けている。
65記事
Vol.31
漁の詩 高知の漁業最前線(31) 第3部(10)価値観逆転 船の生活
食事、睡眠と並ぶ船上生活の楽しみが入浴。爽快感は例えようがない 家族と寝起きし、ともに食事をする。「ケータイ」が通じる。買い物をする。手足を伸ばしてくつろぐ。 そんな当たり前のことが、当たり前にできな...
Vol.32
漁の詩 高知の漁業最前線(32) 第3部(11)相いれぬ2つの漁法
一本釣り船と同じ漁場を航行する海外巻き網船(宮城県の東方約900キロ) 第123佐賀明神丸が宮城県の東方約九百キロを航行中のこと。巨大な起重機を備えた船が、視界のかなたを横切った。港湾土木の作業船のよ...
Vol.33
漁の詩 高知の漁業最前線(33) 第3部(終)資源10年で1割に!?
カツオの群れで海面が沸き立つ。その上を海鳥が舞う カツオが減った――。日本近海だけでなく、沿岸で魚を追う漁師たちもまた、口をそろえてそう嘆く。 科学的にも、これを裏付けるデータがあるのではないか。「第...
Vol.34
漁の詩 高知の漁業最前線(34) 第4部 消えゆくカツオ(1)
千葉勝浦港で水揚げを行う土佐清水市の「第26新生丸」。奥は黒潮町「第58佐賀勝丸」食料は国の土台 われわれ日本人の食文化の基盤となったカツオ資源と、土佐の「お家芸」ともいえる一本釣り。風の中で揺らめく...
Vol.35
漁の詩 高知の漁業最前線(35) 第4部(2)水揚げは“二極集中”
左から3隻目が黒潮町の「第123佐賀明神丸」、その右が高知市の「第8日昇丸」(千葉勝浦港) 今から三十二年前の昭和五十一年、高知県所属の近海カツオ一本釣り船は八十隻。この土佐船団の水揚げ高が多かった上...
Vol.36
漁の詩 高知の漁業最前線(36) 第4部(3)「釣りの港」に網船
大量の生鮮カツオを水揚げする、巻き網船団の運搬船(宮城気仙沼港) 早朝の気仙沼港は喧噪(けんそう)に満ちていた。市場の岸壁には二隻の大型船が横付けされ、船倉から巨大なたもで生鮮のカツオが運び出される。...
Vol.37
漁の詩 高知の漁業最前線(37) 第4部(4)北の港は「姉妹都市」
巻き網船の入港を受けて、一本釣り漁師を励まそうと歓迎ポスターが作られた(宮城県気仙沼市) 「三重、宮崎、高知…。一本釣りの漁師さんの中には、おやじの代から家族同然の付き合いを続けてきた人もいるよ。われ...
Vol.38
漁の詩 高知の漁業最前線(38) 第4部(5)土佐節の伝統 今に
江戸期からの流れを受け継ぐ土佐の節(土佐市宇佐町の「竹内商店」) 「鰹(かつお)節といえば土佐」。江戸期から明治末にかけて、土佐の節が全国市場を席巻したイメージは、今に至るまで根強い。 かつては高知県...
Vol.39
漁の詩 高知の漁業最前線(39) 第4部(6)沿岸への来遊も減少
本県主要拠点のカツオ引き縄漁獲量(県水産試験場まとめ) かつて土佐節の伝統を支えた高知県沿岸のカツオ漁も、漁獲量は長期低迷傾向にある。沿岸への来遊量の変化をみるには、行動範囲の狭い引き縄船による漁獲量...
Vol.40
漁の詩 高知の漁業最前線(40) 第4部(7)土佐沖から薩南へ
母港の黒潮町佐賀に入港した3隻の19トン一本釣り船。操業の主体は薩南海域に移っている 高知県カツオ漁を語る上で、「近海」「沿岸」の中間ともいえる、一九トン級の船の活躍に触れないわけにはいかない。 その...
24時間
1週間
1ヶ月
夫はなぜ死んだのか 森友問題公文書改ざん・自殺職員の妻が、高知で語った2時間―ニュースを歩く特別編
町内会って何ですか? 会長の苦悩 分割?合併?―自治のかたち 高知市・地域活動の現場から(1)
「呪術廻戦」の白石さん アニメの技を児童に伝授 高知県大月町
高知県警巡査部長に盗撮容疑 京都府警が任意捜査 容疑認め退職の意向
全国で最後の東横イン進出 高知市で着工 2026年2月開業
中学女子ソフト、部員求む!高知県内わずか5人 選手らアピール「難しくない。楽しい」
ごみ当番、広がる外注 町内会未加入者へ募る不満―自治のかたち 高知市・地域活動の現場から(2)
大盛りゆえ昼夜兼用!?「あおぞら食堂」―推しスポット
外国客船でよさこい披露 200人ノリノリで「エキサイティング!」 高知新港
東横インが高知県初進出 「大橋通」そば 26年春開業へ 高知市