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南極の夏
高知新聞社創刊百周年事業と全国の報道機関の代表取材を兼ね、四カ月間、南極に入った。
17記事
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南極の夏
高知新聞社創刊百周年事業と全国の報道機関の代表取材を兼ね、四カ月間、南極に入った。
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Vol.7
南極の夏 (7) 第1部(7) ペンギン 大集団で熱烈歓迎?
しらせに向かって行進してくるアデリーペンギン 時が止まったかのような白銀の世界。観測隊員らが「しらせ」の船上で息をのんでいると突然、静寂を破る者がいた。 「グワー、グワー」。船のすぐそばに、愛らしいペ...
Vol.6
南極の夏 (6) 第1部(6) 白銀の海 音さえ凍り付く世界
氷海の中を進む「しらせ」 「しらせ」の進行方向の海面が白く盛り上がってきた。流氷群だ。十二月十五日、われわれはついに南極の氷海にやって来た。船は真っすぐ、まるで極地に吸い込まれるかのように進んだ。■突...
Vol.5
南極の夏 (5) 第1部(5)暴風圏 氷山に船酔いさめる
悠然と姿を現した氷山(昨年12月10日、しらせ甲板より撮影) 南下を続け、少しずつ南極に近づきつつあるというのに、憂うつになってきた。体が大きく揺れるのだ。右へ、左へ。 南緯五〇度の荒れる海。南極にた...
Vol.4
南極の夏 (4) 第1部(4) 自衛官 立場は違えど同じ志
緊張感漂う「しらせ」の司令塔、「艦橋」。海上自衛隊の乗組員が安全な航海を約束してくれる オレンジ色だけど防衛庁所有。科学調査の船だけど運航は海上自衛官。「しらせ」は不思議な感覚に襲われる船だった。 「...
Vol.3
南極の夏 (3) 第1部(3) 生活 理髪店もジムも完備
仲間に散髪をしてもらう観測隊員(しらせ船内) 南極観測船「しらせ」はインド洋の大海原を力強く進む。昭和基地沖に到着するのは豪州・フリマントル出港の二週間後、十二月十六日ごろを予定していた。 それまで、...
Vol.2
南極の夏 (2) 第1部(2) 出港 後戻りなしの旅立ち
岸壁に向け手を振る観測隊員(昨年12月3日、フリマントル港) 出港までのんびりオーストラリアを満喫…なんてことは夢だった。豪州・フリマントルに停泊中の南極観測船「しらせ」では、昨年十二月三日の出港を前...
Vol.1
南極の夏 (1) 第1部(1) 乗船 暑い豪州に猛者集結
空路でオーストラリア入りし、観測船「しらせ」に乗り込む観測隊員(昨年11月29日、フリマントル港)第1部 進め!しらせ 高知新聞社創刊百周年事業と全国の報道機関の代表取材を兼ね、四カ月間、南極に入った...
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