Let’s go o-henroad! 「お遍路ードプロジェクト」について

80日目「熱狂のよさこいに背を向けて、お盆遍路に旅立つ」(2015年8月13日)

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 昨年と違い天候に恵まれた今年の「よさこい」も、いよいよ今日が最終日。高知市中心部を熱狂の渦に巻き込んだお祭りがめでたくフィナーレを迎える当日、それに背を向けるかのような黒ちゃんと高知新聞・竹内一記者の尺取り虫遍路隊が高知を離れる。まあ、相当な「あまのじゃくイスト」のふたりなので、これって結構似合っている出発風景かもしれないと思う(相当ひねくれてますな)。
 そもそも8月に歩き遍路をすること自体が自虐的で天邪鬼な振る舞いで、お遍路の一般常識を外れている。昨年は自粛したのだが、「今年も8月はやめましょうか」とどちらからも言い出せずにいるうちに、ついに決行の日が来てしまったのである(笑い)。
 お天気の方は朝から小雨が降っていて、昨日までの焼け殺されるような暑さではない。後夜祭はなんとかこのまま激しい雨にならず、踊り手さんたちのクールダウンになる適度の「お湿り雨」になることを祈ろう。

 「よさこいが終わると高知の人は寂しくなるんじゃないの?」と、行きつけのジャズ喫茶のマスターSさんに聞くと「うん、人の心だけじゃなくてさ、終わると吹く風も秋の匂いがするようになるね」と読書家らしい文学的なコメントを返してきた。なるほどである。
 今回のお盆をはさんでの讃岐路遍路、秋の気配を感じる「秋風遍路」になるといいのだが、さすがにそう都合よくはいくまい。たぶん「汗だくだく残暑遍路」プラス「汗だくだくうどん遍路」になるであろう。気を引き締め、胃袋を引き締めて臨みたい。

 さてさて。8月のお遍路は讃岐の第73番札所・出釈迦寺(しゅっしゃかじ)からの再スタートである。約1週間の予定だが、残暑対策として今回は「早朝出発、昼までに目的地到着」の「昼飯前遍路」(竹内記者の名コピー)をキーワードに歩くつもりである。
 お盆の時期はお大師さまの繁忙期、あちこちからお呼びがかかっててんてこ舞いだろうから、できるだけお大師さまのサプライズに頼らずに歩きたいと心に決めているが、はてさてどうなることか。
 そうそう、繁忙期ということでホテルの宿泊代が法外である。なんと通常期の倍近い値段だ。お盆遍路はカラダにも財布にも厳しい「辛抱遍路」になりそうだが、夜遍路の自粛は選択肢にない(笑い)。
 今日から6日間、高知新聞朝刊連載の竹内記者の「ハマちゃんと歩く 1201年目の88カ所」と、同ホームページ連載の黒ちゃんの「釣りときどきお遍路」日記を共にお楽しみください。

 よさこいの熱狂に背を向けて、讃岐に逃れる一句
 〈番外の よさこい寺が あったらね〉

 黒笹慈幾


土讃線の列車が阿波池田から山を越えて讃岐平野に出ると、田圃の向こうに特徴ある山の姿が見えた。


8月のお遍路は土讃線の岡山行き特急「南風」に乗り、まずはスタート地点の丸亀駅まで移動。


夜遍路の第1日目は、丸亀駅前の「一鶴(いっかく)」を打つ。骨付き鳥(親)の焼き上がりを待つ間、カリカリの「皮酢」と生ビールの「大」で渇いたノドを潤す。


メインディッシュは骨付き鳥の親。黒ちゃんは7月の夜遍路で初体験して以来、病みつきに。


丸亀駅前の浜町アーケードは、かなりくたびれていてシャッターが閉まった店が多かった。「よさこい」で賑わう高知から来るとその違いが際立つ。


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